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いまさら聞けない?インターンシップの5つのステップ
採用活動
2024.11.18
昨今の採用活動において、インターンシップは学生と企業の双方にとって重要な接点となっています。インターンシップは単なる「就業体験」の枠を超え、学生にとっては業界や職種の理解を深める場、企業にとっては優秀な人材の発掘・育成、採用後のミスマッチを防ぐための貴重な機会です。
今回は、インターンシップを成功させるための5つのステップについて紹介します。
目次
まず、インターンシップの目的と目標を明確に設定します。どのような人材に出会いたいか、具体的にどのようなスキルや知識を持つ学生にアプローチしたいかを軸に、インターンシップの概要や期間、人数、形式を決めていきます。
求める人物像に対してのブレを防ぐためにも、計画の時点でなるべく明確な目標設定をしておくことが重要です。
インターンシップの目的が定まったら、それに沿ったプログラム内容を構築します。
学生が企業の業務を体験できるような業務内容を考える必要があります。また、学びや挑戦の場を設けて、成長に繋がるような体験を用意することも重要です。
例えば、簡単なタスクを行うだけでなく、プロジェクト形式で取り組める内容にすることで、チームワークやコミュニケーション能力を高める機会を提供できます。また、プログラムの中で「会社の理念」や「業界の最新動向」など、学生が理解を深められる内容も取り入れると効果的です。
プログラムが完成したら、実際にインターンシップ参加者を募集します。募集方法としては、大学や専門学校との提携、SNSや就職サイトの活用、企業のウェブサイトでの告知などが一般的です。
効果的に広報するためには、自社のインターンシップの魅力や特徴をわかりやすく伝えることが重要です。「プロジェクトに携われる」「実務スキルが身につく」「先輩社員と直接交流できる」といった特徴があれば、そのメリットを強調しましょう。
インターンシップの実施にあたっては、学生がスムーズに業務に取り組めるよう、最初に丁寧なオリエンテーションを行います。
具体的な仕事内容の説明、業務ツールの使い方、企業のルールや文化の紹介を行い、学生の不安を和らげましょう。また、日々の業務の中で担当者がサポートを行い、学生が成長を実感できるように意識してフィードバックを提供すると、学生の意欲がさらに高まります。
インターンシップの終了後には、参加した学生に対してフィードバックの場を設けます。学生が実施した業務の成果や成長した点、今後の課題を具体的に伝えることで、学生はインターンシップの経験をより深く理解し、自分の成長に対する自信や課題を明確にすることができます。また、学生側からの意見や感想も聞くことで、今後のインターンシッププログラムの改善点が見つかるでしょう。
インターンシップは、企業にとって将来の戦力となりうる学生と出会い、成長を支援する貴重な機会です。計画の立案からプログラムの作成、参加学生の募集、実施、フィードバックまで、各ステップを大切にすることで、学生にとっても企業にとっても実りあるインターンシップを実現できます。
次回は、インターンシップの成功のポイントを紹介します。
企業のブランディングを強化し、優秀な人材とのつながりを築くためにも、ぜひインターンシップの実施を検討してみてはいかがでしょうか。
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