【面接官必見!】ダメなの?採用面接でのNG質問 名古屋で採用ブランディングはサイカツ

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【面接官必見!】ダメなの?採用面接でのNG質問

採用活動

2024.01.22

採用面接では、応募者の適性・能力を見極めるために様々な質疑応答が行われます。しかし何を質問してもいいというわけではありません。質問内容によっては応募者の人権を侵害したとして法律違反になる場合があります。

今回は、採用面接でのNG質問の例を紹介します。

採用面接でNGな質問

家族に関する質問

「家族構成について教えてください」

「ご家族は仲が良いですか?」

「ご両親はどんな人ですか?」

何気なく聞いてしまいそうですが、実はこれらの質問はNGです。採用面接では応募者の適性・能力のみを選考基準にしなければいけません。家族構成や家庭環境など、本人に責任のない事項を尋ねることは人権侵害となります。アイスブレイクであっても避けましょう。

本籍地・出生地に関する質問

「出身はどちらですか?」

「国籍はどこですか?」

これらの質問はNGです。本拠地や出生地、国籍は本人の適性・能力に関係ないものです。また、戸籍抄本や本籍が記載された住民票の提出を求めるのもNGです。

外国人の場合、出身国や国籍などで選考に偏見が入り込んだり、応募機会が不当に失われることがないようにしなければいけません。「在留カード」や「特別永住者証明書」などは採用内定後の提示を求める配慮が必要です。

家庭環境・生活環境に関する質問

「あなたは長男/長女ですか?」

「ご家庭はどんな雰囲気ですか?」

このような質問は採用面接に一切関係がなく、応募者の能力に関わるものでもありません。家族や家庭環については質問してしまいがちなので十分注意しましょう。

家庭環境・生活環境に関する質問

「尊敬する人物は誰ですか?」

「愛読書は何ですか?」

「信仰している宗教は?」

このような質問もNGです。「尊敬する人物」や「愛読書」などはアイスブレイクに適した質問に思えますが、これらは思想・信条に関わることであり、採否の判断基準にすることは、憲法上の「思想の自由(第19条)」「信教の自由(第20条)」などの規定に反するため禁止されています。

まとめ

NGとされている質問は意外と多く、中にはうっかりしてしまいそうな質問もあります。NG質問は総じて「応募者に責任のない事項」「本来自由であるべき事項」です。NG質問がなぜNGとされているのかを理解し、採用面接での不適切な質問を防ぐようにしましょう。

次回は、NG質問をしてしまった際のリスクを紹介します。

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