面接評価シートの落とし穴!点数のデメリット 名古屋で採用ブランディングはサイカツ

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面接評価シートの落とし穴!点数のデメリット

採用活動

2024.02.19

採用面接を行う際、質問の効き漏れを防いだり評価のズレを防ぐのに役立つ面接評価シート。

メリットが目立つように思えますが、いくつかのデメリットを理解し対策をしないと面接評価シートを活かすことができなくなってしまいます。

今回は、面接評価シートを導入するデメリットについて紹介します。

点数を取り入れるデメリット

1.評価に偏りができてしまう恐れがある

点数を取り入れた場合でも、評価に偏りが出てしまう可能性があります。求職者の中でも面接慣れしている求職者は受け答えがスムーズにできる傾向にあるため、面接慣れしていない求職者よりも高く評価してしまう恐れがあります。

できるだけ公平に評価するには、評価項目を多く複雑にしすぎないなどの工夫が必要です。また、評価項目とは別に自由評価項目やメモ欄を設けることで、評価項目のみでは見落としてしまう内容を残すことができます。

2.面接評価シートを作成する手間がかかる

面接に点数を取り入れるためには、そもそも自社の傾向に沿った面接評価シートの作成が必要になります。企業の採用ペルソナを明確にして採用ターゲットを決め、それに沿って採用基準や評価項目を作り込んでいく必要があります。そのため、基盤がしっかりしていないとせっかく作成した面接評価シートが機能しないということもあります。

3.求職者の潜在的なスキルを見抜くのが難しい

事前に決められた審査項目に沿って面接を進めていくと、求職者の潜在的な能力やスキルを深堀できない可能性があります。また、数字で管理する面接では求職者の見極めがかえって難しくなってしまう可能性があります。各項目ごとに備考やメモ欄などを用意し、数値以外でも評価できるところなどを残しておけると、求職者の潜在的なスキルも見極めやすくなります。

まとめ

採用面接に点数を取り入れたとしても、取り入れ方を間違えるとデメリットを助長してしまうことになります。また、面接評価シートを作っただけでは求める人材に出会えるとは限りません。面接評価シートを採用面接に取り入れつつ、内容を見直すなどの工夫が必要になります。

メリットとデメリットを正しく理解し、効率のよい採用面接を目指しましょう。

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