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第二新卒とは?メリットデメリットを解説!
採用活動
2023.09.11
学校卒業後、一度就職をしたが1~3年で退職し、転職活動をする人のことで、20代前半~半ばまでの社会人を指すことが多いです。
今回は、新卒、中途採用との違い、第二新卒採用のメリット・デメリットについて紹介します!
目次
新卒は社会人経験がないため、ビジネスマナーなどの基本的な教育研修が必要となります。
教育研修による時間・コストが抑えられるという点が、新卒と第二新卒を採用した際の大きな違いです。
中途採用は、既にキャリアを形成している人材のことを指します。
年齢は第二新卒よりも上のことが多く、即戦力を求める企業が募集します。
経験者や専門家など、一定の経験や知識を求められるのが、第二新卒との違いです。
第二新卒者は前職で既に基本的なビジネスマナーを身につけていることが多く、新入社員研修の時間とコストが大幅に削減できます。
同業界の人材であれば、業界の基礎知識も持っているので、教育の時間も大幅短縮できます。
第二新卒は、適応力や柔軟性に優れた人材が多いことが特徴です。
社会人経験はあるものの前職の在籍期間が短いため、業界や仕事への価値観が固まりきっていない傾向にあります。環境に順応しやすく、前職と異なる社風や文化も受け入れやすいため、比較的教育しやすいというメリットがあります。
新卒採用の場合、会社説明会を実施しての応募者獲得や、内定から入社までの期間のフォローなどが発生します。また、新卒採用は卒業に合わせて入社時期が決まっているため、募集から入社まで長いタイムラグがあります。
その点、第二新卒であれば時期的な縛りは一切なく、中途採用とほぼ同じように募集~内定までスピーディーに進められるため、企業側のタイミングで採用活動時期や入社時期を決めることができます。
第二新卒の場合、即戦力として活かせるほどの経験やスキルが多くないことがほとんどです。社会人経験は1~3年のため、中途採用のような活躍はすぐには期待できないでしょう。
第二新卒はスキルではなくポテンシャル重視で、前職で身に着けているスキルを基本にして自社でしっかり育成する必要があります。
新卒は社会人経験がないため、比較対象がなく、就職先が会社の基準になり、職場環境を受け入れやすい傾向にあります。
しかし第二新卒は新卒と違い、前職という比較対象があります。様々な面で前職と比較してしまい、「前の会社の方が良かった」と考えてしまう可能性があります。
このような入社後のミスマッチを防ぐためにも、入社前のタイミングで前職の不満を確認しておくことが重要です。
第二新卒者は前職を1~3年以内で辞めている場合が多いため、早期離職の可能性があります。しかし、転職が一般化した現代では、キャリアアップなどで転職する人も多いため「すぐに辞めてしまう」とは一概には言えません。
第二新卒者の離職理由や志望動機をよく確認し、会社に定着する人材か銅貨をしっかりと見極める必要があります。
売り手市場で新卒採用が激化している現代、第二新卒採用を積極的に行っている企業が増えています。
第二新卒採用にはメリット・デメリットが存在するため、どちらもしっかりと理解した上で採用活動を行うことが大切です。
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